
触覚を、社会に実装する。
触覚を、情報にする。
触覚には、視覚や聴覚のような記述体系がなかった。
感じることはできても、それを共有し、設計し、再現するための方法は整っていなかった。
私たちは、触覚を記述する体系として「触譜」を提案した。
記述可能であるということは、設計可能であり、再現可能であるということ。
触譜は、触覚を「感覚」の領域から「情報」の領域へ移すための基盤となった。音の触覚
「小さなスピーカ」で生まれる、やさしい触感
私たちは、触譜を音の触覚へと変換する方法を独自に開発した。音の触覚とは「小さなスピーカー」をつかって触覚をつくる方法。
振動モーターもマイクロカレントも使わない、やさしく・クリーンな触覚。
音から変換される振動触覚は繊細で、とてもやさしい。
Well-being、メンタルヘルスケア、介護ケアから高齢ペットのケアまで幅広く展開されている。「空気の触覚」をデザインする
自然低周波音響
身体に直接触れず、空気振動と音場を通じて空間そのものを触覚的に設計する手法。デバイスが直接身体に触れていなくても、身体は「空気」に触れている。
その「空気」を振動させれば身体も振動する。
打ち上げ花火・雷で身体にズシンとくる振動は空気が伝える触覚。
私たちはそんな「空気の触覚」をデザインしています。
Well-being、認知症ケアから音響工学まで分野を超えて展開されています。
情報化された触覚は、いま社会でうごきはじめている

主要連携企業:
加賀電子株式会社 ( 東京証券取引所プライム市場上場)
加賀スポーツ株式会社(加賀電子グループ)
加賀FEI株式会社(加賀電子グループ)
海外連携拠点:
London Trusted Therapy, Harley Street, London
同拠点では、顔型振動触覚デバイスを用いた実証的研究を進めている。睡眠に関する生理指標および主観評価に着目し、振動触覚刺激の影響を評価している。また本技術を展開するための海外拠点として密接に連携して活動を展開している。


触覚・感覚環境を設計するためのフレームワーク
わたしたちは、つまりなにをしているのか?
わたしたちは自然とヒトが触覚を介して相互作用するしくみをつくっています。
自然・環境はさまざまな“響き・振動”があふれています。
私たちは、すべてを「いったん触譜・触覚」として記述することで
人と自然が触覚を介して相互作用するしくみの構築をしています。
触覚とは自然とヒトをつなぐ共通言語。
受賞・メディア掲載
Health 2.0 Outstanding Leadership Award を受賞(2024年、ドバイ)。
共同通信(「顔の皮膚に振動、メンタルケア 名古屋大が11月から臨床研究」2024年11月配信)、
JST Science JAPAN などでも取り上げられてきた。
研究への評価にとどまらず、新たな分野そのものへの評価と受け止めている。
鈴木 泰博
名古屋大学 情報学研究科 准教授
ysuzuki(at mark)i.nagoya-u.ac.jp
Copyright 2014



