
触譜の「情報学」教育・学術への展開
触譜(Tactile Score)は、日本学術会議による「情報学分野の参照基準」に準拠して構想された触覚の記述体系である。触譜および触覚学を情報学の具体例として、教育および学術活動の中で展開してきた。
名古屋市立大学 芸術工学部では、約15年にわたり「メディア論」を担当し、触譜を授業に導入した。感性や触覚を触譜によって記述し、それを視聴覚メディアへ変換する作品制作を指導した。触覚を感覚経験にとどめず、記述し設計可能な対象として扱う実践的な教育である。
あわせて、基礎研究、国際論文誌特集号の編集、書籍の刊行を通じて、触譜を基盤とする触覚学(Tactileology)の理論的枠組みを提示してきた。学術誌 Philosophies(MDPI)における特集号の責任編集や、Springer刊行の Computational Aesthetics の企画・編集はその具体例である。
触譜はSTEAMの文脈においても展開している。名古屋大学の共創拠点 Common Nexus(ComoNe)の STEAM GALLERY では、触譜に基づくインスタレーション作品 Deep Ground Resonance を長期展示している。また、名古屋大学高等教育研究センターでのSTEAM関連招待講演、京都市動物園STEAMプロジェクトへの参加などを通じて、触譜を理論にとどめず、大学および公共機関でのSTEAM活動に具体的に導入してきた。
さらに、米国オレゴン大学におけるオンライン教育関連シンポジウムでのパネリスト参加およびメンターとしての関与、名古屋大学「Tokai Boost」における若手研究者育成への関与を通じて、触譜の展開経験を教育へと還元している。
高等学校での出張講義や全国規模の学問紹介プログラム「夢ナビTalk」への登壇を通じて、触譜および触覚学の広がりを提示してきた。
Tactile DX
Nagoya University begins clinical research on "vibrotactile sensation": Expectations for mental health improvement
利用自然音和音乐的低频部分进行心理护理以及缓解精神症状,
名古屋大学开始临床研究
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